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トップ横手の祭り・イベント ぼんでん

ぼんでんとは・・・



「ぼんでん」は、約300年の歴史をほこり、頭飾りの豪華さを競いながら旭岡山神社へ先陣を競って勇壮に奉納する小正月行事です。

各町内・職場から若者たちによって奉納される「ぼんでん」の醍醐味は、なんといっても激しい押し合いの中で最高潮に達したときに、神社の本殿を目がけて「ぼんでん」が勢いよく若者もろともどっとつっこみ、さらに激しくもみ合うところにあります。

そろいのハンテンを着た若者たちが、ほら貝を吹きならし、”ジョヤサ、ジョヤサ”のかけ声をかけながら進むさまは「かまくら」と対照的な「動」のまつりを感じさせます。

 

ぼんでんの由来


(ぼんでんが境内へ突入するため直前の最後の坂をかけ上がる風景)

ぼんでんの起源については、文政四年(1821年)の神官宅火災で、古い記録が焼失し定かではありませんが、横手のぼんでんは約300年の伝統があるといわれています。

弘化二年(1845年)横手城主戸村十太夫の催しで、全町あげての巻狩が中山で行われ、それには火消し、火防組も参加したようです。 正月16日の夜中から巻狩が始まリ、17日の夜明けには獲物を持って引き上げました。 火防組は「まとい」を先頭に、装いも勇ましく旭岡山神社に引き上げ、無火災祈願をして解散したといわれています。 この「まとい」の名残が、今のような大型のぼんでんとして受け継がれているものとされています。 嘉永の頃(1848年~1853年)八軒町(現神明町)の人が、紙の小型のぼんでんを奉納したのがぼんでんの始まりともいわれていますが、はっきりしていません。 しかし嘉永年間のぼんでんの制札が神社の拝殿に残っているので、この当時ぼんでんの奉納があったことは事実のようです。

鍛冶町に旭岡山神社の信者たちで作った講中があって、草創からぼんでんを奉納したようです。 この講中は神社から特別待遇を受け、講中の奉納ぼんでんは神社に置いたままにし、制札だけ神官宅へ持参したようです。 鍛治町のぼんでんが来ると、他のぼんでんは敬意を表して道をあけて通したといわれています。

「秋田県民俗語彙事典」に、ぼんでんの由来として「ボンデンの由来を単なる棒手から出たとするものとする棒手説、形状から原始宗教のシンボルなどとする説、仏寺の施餓鬼供養の際に使用する五輪塔状の幣束であるとする仏事幣束説などがあった。

ボンデンは幣束の派生物であり、それがボデと称され、修験道の幣束の大梵天王と結びつき、現在のボンデンとなった。 ボンデンを梵天とあて字で書くまでになったのである。」

旭岡山神社の宮司は「梵天は、もともと祭りにあたって神霊が降臨するための標示物、依代(よりしろ)としての「ボデ」より出た言葉であり、それ自体神霊の宿れるものであって、大きなご幣形のものを意味するものである。

幣は神々に献ずる最上の礼物を意味し、元来、絹、木綿、麻等を献ずることになっていたものであるが、時代の変遷とともに今日のようなさまざまな布等に変わってきた」
 といっています。

ぼんでんは、かつては旧暦1月17日に奉納されていましたが、昭和27年からかまくらとともに新暦2月17日に改められ、昭和29年より雪まつりとして観光行事になりました。 昭和34年頃より2月16日にぼんでんコンクールも行われています。

また、昭和55年から子若ぼんでんが奉納されるようになりました。 小若ぼんでんの担ぎ手は主に小学生で、世話人と呼ばれる大人が指導して奉納していきます。

横手のぼんでんの特徴は、他に例を見ないほど大型であること、豪華絢爛な頭飾りにあります。 ぼんでん奉納は五穀豊穣、町内安全、商売繁盛などさまざまな願いが込められ、先陣を競って神殿で押し合う様子は壮観です。

かまくらの静と対照的な熱気あふれる動の祭りです。
「ぼんでんが終われば春が来る」というのが雪国横手の人々の共通の思いです。

ぼんでんの種類


ぼんでんにはさまざまな種類があります。

最も多いさがりは、友禅、絹、羽二重などの布地で、色も白、赤、ピンク、藍など多様で、柄物も多くなってきました。 布地の外に麻糸、真綿などもあります。
子供が丈夫に育つというので、ぼんでんの布地で作った着物を着せる風習がありました。

頭飾りは、干支に関するものが圧倒的に多くなっています。 従来は、町章や団体の徴章などを頭飾りにしたものが多かったようです。 明治年間のぼんでんは「芭蕉」の飾りが多かったようです。 これは針金や竹に緑の布を縫いつけて三本立てるものです。 現在は発砲スチロールなどで作り、軽くて美しい飾りになっているようです。

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